カテゴリー別アーカイブ: 事務局だより

NJBP+出張ライブ(9/20)のレポート

 ほぼ毎月開催しているNJBP+。9月はなんと初めての出張ライブということで、東京を飛び出し、群馬県は「水上温泉ひがきホテル」のラウンジコンサートとして開催いたしました。

 水上温泉ひがきホテルでは毎月ラウンジコンサートを開催しておられます。新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団はシルバーウィーク2日目の9月20日、日曜日に参加。普段のコンサートでは馴染みのあるクラシック等が好まれるので、ゲーム音楽だけでなくクラシックも……という主催者側の意向もあり、ゲームで使われたクラシック音楽を中心に演奏しました。

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 編成は、弦楽器からヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、管楽器からトランペットとトロンボーン、そして打楽器という、アンサンブルの編成としては珍しく、NJBPとしても初の編成でした。変わった編成ではありますが、弦楽器と管楽器、そして打楽器が揃うことで、音の厚みこそ薄いものの、極小編成のオーケストラサウンドを発揮できたと思います。

 8時15分開演の為、温泉につかり、ホテルの美味しい夕食を召し上がられた、たくさんのお客様にお越しいただきました。特に普段の「NJBP+」や「NJBP Live!」と違い、ゲーム音楽に馴染みのないご年配の方々や、なかなかコンサートなどに足を運ぶことができない小さいお子様も多くお越しいただくことができ、大変うれしく思っています。

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 今回演奏した、ゲームで使われたクラシック音楽は、ゲームで使われただけでなく、テレビや映画などで広くBGMとして使用されることが多い楽曲の為、どこかで聞いたことがある、馴染みがある、そんな楽曲が多く、普段クラシックをあまり聞くことが無い方でもお楽しみいただけたのではないかと思います。

 私たちは今後もこうした出張公演を積極的に行っていきたいと考えていますので、地方公演のご依頼等、是非お気軽にご相談ください。また、お近くでの公演の際は是非当楽団の公演にお越しください。

NJBP+(8/8)のレポート

8月8日(土)、NJBP+通算8回目の公演がありました。

NJBP+(8/8)公演の様子

今回は、ピアノ+コントラバスというとても珍しい編成です。
ピアノは、双子のピアノデュオ佐々木智令・視令姉妹。
コントラバスは、NJBP+初出演の古庄正典。

前半は、佐々木姉妹によるピアノ連弾ステージ。
二人で四本の手が一台のピアノを奏でるピアノ連弾。
普段の広めの会場と違って、奏者と客席が近いNJBP+では、
ピアノ連弾の華麗な手さばきが良く見えたのではないでしょうか。
自分の左右の手が入れ替わるだけでなく、
お互いの手が入れ替わったりと、上手くぶつかることなく
まるで音楽に合わせて4本の手が鍵盤の上を踊っているようで
音楽を聴くだけでなく、その演奏を見ることでも楽しめたことと思います。

もちろん、音楽としても一人による演奏よりも
音色が豊かで華やかなピアノ連弾によるゲーム音楽は
まるでオーケストラを聞いているような、そんな演奏でした。

後半はピアノ+コントラバスのステージ。

普段オーケストラの中ではまずメロディーを弾くことが無いという
コントラバスがこの時に限ってはメロディーを奏で
その音色にすべてのお客様が耳を傾けました。

もともとメロディーを弾くことがあまりないだけあって
コントラバス用の楽曲というのも、他の楽器に比べ極端に少ないです。
今回半分は、チェロ用に書かれた楽曲をコントラバスで演奏した楽曲、
もう半分は、コントラバスのゲーム音楽といえばこの曲という有名な楽曲。
前者はコントラバスでの高音域を使い、後者はコントラバスならではの
低音の魅力をいかんなく発揮した演奏だったと思います。

NJBP+(8/8)公演後

9月のNJBP+は出張版。
群馬県は水上温泉にあるホテルでのラウンジコンサートとなります。
ゲーム音楽にあまり馴染みのないお客様へ魅力をお届けしてまいります。

NJBP+(3/21)のレポート

3月21日土曜日。バーや喫茶店など小空間でお届けするNJBP+通算5回目の公演が行われました。

NJBP+3/21リハーサル
リハーサル風景

今回は、クラシックの演奏会でもわりとポピュラーな編成である弦楽四重奏での演奏。
弦楽四重奏というとヴァイオリン2パートとヴィオラ、そしてチェロという楽器3種類、計4パートの構成となります。
1stヴァイオリンには、NJBPのコンサートマスター(ミストレス)で、2月の公演に続いての出演の小林明日香、
2ndヴァイオリンには初出演の青柳萌、
ヴィオラも初出演の松宮茉希、
そして、チェロには2月に続いての出演となる神野洋平というメンバーでお届けしました。

NJBP+3/21公演の様子
公演の様子

2月の公演では、ヴァイオリン・チェロ・ピアノという編成でお届けしましたが、
トリオからカルテットになり、ピアノの代わりに2ndヴァイオリンとヴィオラが入り
弦楽器だけの構成となり、よりクラシカルな音になったのではないでしょうか。

前半の楽曲はややクラシカルな趣があり、後半はポピュラーな楽曲にまとめられていました。
また再演のもの、弦楽四重奏として再アレンジされた楽曲、まったくの新曲と
バリエーション豊かに約10曲を演奏いたしました。

NJBP+3/21終演後
終演後の出演者

来月(4月)のNJBP+は、NJBP Live!への全力投球のためお休みです。
NJBP Live! #1 “Resurreciton”では今までNJBP+へ出演した奏者全員出演。
さらに、トークゲストとして下村陽子さんをお迎えいたします。
チケット販売中。申し込みはこちらのフォームより。

そして、再来月(5月)のNJBP+はピアノ連弾でゲーム音楽をお届けいたします。
なかなかゲーム音楽をピアノ連弾で演奏される機会は見られないので、是非お越しください!
ご予約はこちらのフォームから。

NJBP+(2/14)レポート

演奏ができるバーや喫茶店で開催するNJBP+。2月14日に行われた公演についてお届けします。

今回名曲喫茶カデンツァさんでの開催は2回目。前回は木管5人編成でお送りしましたが、今回は前半後半に分かれ、前半はヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオを、後半はトランペット、トロンボーン、ピアノのトリオの2部構成でお届けしました。1つの公演の中で2種類の編成で送るのはNJBP初の試み。ゲーム音楽を一種類のアレンジ、一種類の編成ではなく、いろいろなアレンジや編成でお送りしたいというNJBPの考えにも沿った試みでした。

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前半は3曲の組曲でクラシカルにアレンジされた楽曲を演奏。チェロの重厚感、ヴァイオリンが奏でるゲーム音楽らしいメロディアスな旋律、そしてそれらを支えるピアノ。トリオなのにオーケストラのような広がりのある音楽で、時に切なく物悲しく、時に激しく荒々しく緩急のついた演奏で大きな拍手をいただきました。

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そして後半は前半のクラシカルな雰囲気からガラッと変わりポップなステージに。トランペットとトロンボーンがアドリブを交えノリノリな楽曲群をお届けしました。アドリブ後には皆様から温かい拍手をいただきありがとうございました。

アンコールでは前半、後半の奏者が合わさりヴァイオリン、チェロ、トランペット、トロンボーン、そしてピアノという管弦楽アンサンブルになり1曲お届けしました。NJBPとしてはこれまた初となる管と弦の合奏で、木管こそないもののオーケストラを小さくしたような、室内管弦楽団をさらに小さくした編成でお送りしました。

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次回は3月21日(土)場所は同じく名曲喫茶カデンツァ。開演時間も同じく14:00。予約受付中。予約受付フォームはこちら。
また、今回アンコールで1曲だけ管弦楽アンサンブルをお届けしましたが、4月29日ホールコンサート「NBJP Live! #1 “Resurrection”」にてたっぷりNJBPの管弦楽のアンサンブルをお届けします。こちらはチケット販売中です。チケット受付フォームはこちら。

2月のNJBP+間もなくです

 月一恒例のNJBP+ですが、2月の公演は今週の土曜日14日になります。

 2月14日といえば、そう、バレンタインデー。NJBP初となるバレンタインデーコンサートになります。活動を始めて初めて(ダジャレではありません)2月を迎えるので当たり前なんですけども、そしてだから何なんだと言われると、普段のコンサートと変わらず特に何も無いのですが、せっかくですのでソロでもアベック(死語)でも3人でも4人でもご来場いただきまして、西南西の方向を向いて太巻き寿司でも食べながら年の数だけ豆を食べてお楽しみいただけたら嬉しいです。

 今回は、既にNJBP+に登場したヴァイオリンの小林明日香、トロンボーンの白井友理恵が出演する他、チェロの神野洋平、トランペットの荻原和音のお披露目コンサートという事にもなります。両名ともこれからのBGMフィルを担うメンバーですので、どんな人物なのか、どんな音を出すのか、是非とも実際に見て知っていただければと思います。

 ここで小林から皆様へメッセージをお預かりしております。

「カデンツァさんはマスターが一杯のコーヒーに全力を傾けているそうで、私も飲んだのですが本当に美味しいです。NJBPの演奏ももちろんですが、美味しいコーヒーもおすすめです。美味しいコーヒーと楽しいゲーム音楽でいい時間をすごしていただければ嬉しいです!」

 との事です。

 NJBP+は約2時間たっぷりプロによるゲーム音楽演奏が聞けて、1ドリンク付で2,500円というお得な公演。プロの演奏ってどんな感じなんだろうという方から、少人数のアンサンブルっていいよねという通の方まで、幅広くお楽しみ頂けますので、どうぞご来場ください!

 コンサート詳細

 チケット予約フォーム

NJBP+(1/10)のレポート

 1月10日(土)のNJBP+@名曲喫茶カデンツァにお越しくださった皆様ありがとうございました。さて、残念ながら用事があって行けなかった、満席で予約できなかった、そんな方の為に簡単ではありますがライブの模様をお届けします。

 演奏ができるバーや喫茶店で11月から毎月開催をしているNJBP+ですが、今回は「名曲喫茶カデンツァ」さんというお店にてコンサート形式での開催となりました。コンサート形式と言ってもそこは喫茶店、チャージに1ドリンクが含まれていますので休憩中に頼んだドリンクが配られコーヒーやビール等を飲みながら通常のホールコンサートでは味わえないリラックスした雰囲気をお楽しみいただけたのではないでしょうか。

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 1月のNJBP+は木管五重奏。割とクラシックではよく見かける編成で、左からフルートの櫻田朗歩、オーボエの髙田園子、ホルンの竹内修、ファゴットの丸山佳織、クラリネットの水越裕二のメンバーによる演奏でした。

 木管五重奏で物悲しく切ないバラード曲からバトルを連想する疾走感あふれる曲、はたまたアイドルソング(?)のようなポップスっぽい楽曲まで幅広い楽曲11曲を演奏しました。有名どころだけでなく隠れた名曲や、会場でとったアンケートでたった一人しかプレイしていなかった超マイナーなゲームの音楽まで取り上げる選曲は新日本BGMフィルならではだと思います。
 
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 コンサートスタイルということで司会はもちろんこの方、当楽団代表の市原雄亮。旧BGMフィル時代のアンサンブルコンサートを思い出す方も多いことでしょう。演奏の合間のMCではメンバー紹介と楽器紹介を混ぜつつ、演奏する楽曲の出典となるゲームや時代背景なども紹介。

 満員御礼で、来場されたお客様の拍手も暖かくとてもいい雰囲気で、メンバーも喜んでおりました。ありがとうございました。

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 終演後のビールとジュースで乾杯のオフショット。こちらの名曲喫茶カデンツァでは演奏会を開催した奏者の色紙を飾るのが恒例という事でメンバーも色紙を書かせていただきました。お店にお立ち寄りの際は探してみてください。

 今後もNJBP+を毎月開催を予定しています。次回は2月14日(土)14:00開演。会場は同じく名曲喫茶カデンツァにて、前半ヴァイオリン・チェロ・ピアノトリオと後半トランペット・トロンボーン・ピアノトリオの2編成でお届けいたします。3月は21日(土)14:00開演。こちらも名曲喫茶カデンツァで弦楽四重奏の演奏を予定しています。

 そして、4月29日(祝日)、ついに新日本BGMフィル初のホールコンサートを、ゲストをお招きして開催いたします。こちらもお楽しみに!

■NJBP+
 ・2月14日(土)14:00開演 名曲喫茶カデンツァ → 予約フォームへ

 ・3月21日(土)14:00開演 名曲喫茶カデンツァ → 予約フォームへ

■NJBP Live
 ・4月29日(祝日)めぐろパーシモンホール/小ホール 詳細はもう少々お待ちください!!